When We Cannot Be Angry with One Another : The Cultural Situation of Emerging Globalization in Donald Barthelme’S Early Short Fiction

ご無沙汰しております。

論文("When We Cannot Be Angry with One Another : The Cultural Situation of Emerging Globalization in Donald Barthelme’S Early Short Fiction" )が機関レポジトリで公開されました。

以下URLリンクからpdfがダウンロードできます。

repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp

 

あまり良い出来のものとは言えないようにも思い、また英語で書かれておりさらに長いので、さほど多くの方に読まれるとは思えませんが、よければ是非――。

マーク・トウェイン『アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー』

 今から100年以上前、1889年にマーク・トウェイン――あの『トム・ソーヤーの冒険』や『ハックルベリー・フィンの冒けん』の作家――が書いた小説、『アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー』は、なんと今話題の「異世界転生」モノの「なろう系小説」にそっくりの設定を持つお話です。

 ある日、19世紀末(トウェインにとっての現代)のアメリカで生活するぼく。ふと気づくいたら、なんと6世紀のイギリス、アーサー王宮殿に飛ばされちゃった! ええ~っ! 周りは脳筋の騎士ばかり! 魔術師のマーリンはイジワルだし! 頼れる武器は、自分が19世紀末から持ち込んだ科学技術の力だけ! ぼくはバカげた身分制度がキビシいこんな時代で、王様や騎士や魔術師と渡り合い、民主主義を達成することができるのか?!

 といった小説なんですね。実に、ある日気づいたらRPGの世界に飛ばされちゃっていた~!という最近ブームの物語とそっくりではありませんか。

 以下は、そんな小説についてあれこれ考えていたことです。

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『少年ジャンプ』論集のご紹介、通販フォーム・直売続報

ご無沙汰しております。

先日、ジャンプ jBOOKSの暗殺教室 殺たん』(シリーズ最新刊『殺たん D』が発売されたばかりですね!)の英語監修も務める阿部幸大を中心に、

東大英文科大学院生の有志6名により、『少年ジャンプ』の漫画論集を発行いたしました(足立は、概論、『ヒカルの碁』論、『ワールドトリガー論の3本を寄せております)

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(▲『ジャンプ VS 東大生』定価700円)

詳しい内容の紹介は下で行いますが、

ありがたいことにご好評をいただいておりますため、この度増刷をいたしまして、追加で販売を行うことにいたしました。

 

①直売(定価700円)の予定としては、11月23日の文フリ、11月24~26日の駒場祭となっておりますが、

 

通販フォーム(送料360円)で、お手軽にご注文もいただけます。

『少年ジャンプVS東大生!?』注文フォーム -

 (▲ご登録頂いたメールアドレスに簡単な詳細が届きます。)

 

ご来場、ご注文をお待ちしております。

 

それでは以下が内容の紹介です――。

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『少年ジャンプ』論集を発行します(コミティア、通販のお知らせ)。

 ご無沙汰しております。

 この度、『暗殺教室 殺たん』(ジャンプ jBOOKS)の英語監修も務める阿部幸大を中心に、東大英文科大学院生の有志6名により、『少年ジャンプ』の漫画論集を発行することになりました(足立は、概論、『ヒカルの碁』論、『ワールドトリガー』論の3本を寄せております)。

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(▲『ジャンプ VS 東大生!?』、全171ページ、700円。表紙イメージ)

 

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『ユリイカ  2017年6月号 特集=最果タヒによる最果タヒ』に寄稿しました。

ご無沙汰しております。

ユリイカ  2017年6月号 特集=最果タヒによる最果タヒ』に、論文、「最果タヒと「かわいい平凡」の詩学――『星か獣になる季節』における理解不可能性としてのアイドル」を寄稿いたしました。

www.amazon.co.jp

 

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Phil Klay, _Redeployment_(フィル・クレイ『一時帰還』)論

Phil Klay, Redeployment におけるグローバル戦争としてのイラク戦争 : 戦地からアメリカ国内へと繋がる責任の再配備

https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=38000&item_no=1&page_id=28&block_id=31

repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp

ご無沙汰しておりました。公開を忘れておりましたが、論文がひとつUTレポジトリからオープンアクセスになりました。

上URL内のページから、pdfへのリンクがあります。

 

私事ですが、このたび、D進学を期に、現代文芸論から英米文学科に所属が移りました。

中高時代、憧れていた柴田先生が関わる現代文芸論の創設というニュースを見て、大学へゆこうかなあ、などと初めて思ったわけで、

そこから柴田先生が退官されてもずっと現代文芸論にお世話になり続け、柴田先生にも今日に至るまで様々な面で長らくお世話になってきたわけですが、留学するまで英文科でしばらくがんばるかなあ、とおもいます。

現代文芸論のほうにも顔は出し続けたいものですが…。